
私は交流会のような場が得意です。
初対面で出会ったその場で、
依頼されることも少なくありません。
多くの人は、
自分のビジネスについて
とても熱心に説明してきます。
しかし、
一度に多くの人と会う交流会では、
情報量が多すぎて
帰るころにはほとんど忘れています。
そしてどれだけ一生懸命説明されても、
自分に必要ない内容なら
そもそも真剣に聞いていません。
たとえば、
デザイナー、
ウェブデザイナー、
ライター、
カメラマンなどの方が、
「私は売れるデザインが得意です」
と売り込んでくることがあります。
ただ、私はディレクターなので、
正直なところ、
相手よりうまくできてしまう場合が多いです。
そのため、
一生懸命説明されるほど
「つまらないな」と感じてしまいます。
ニーズのない説明というのは、
校長先生の長い話と
同じくらい退屈なんですよね。
それよりも私が
先ほどの業者さん達に求めるのは、
納期を守り、
話をきちんと聞いてくれることです。
なぜなら、
みんな本当に納期を守らないので、
普段からそこに苦労しているからです。
だからこそ、
まずは相手の話を聞いた上で
売り込んでほしいと思います。
ただ、これは一般的な営業であり、
商品やクオリティ目的の契約になります。
こうなると、
15分話したくらいでは契約になりません。
契約になっても
元請け・下請けのような
上下関係が生まれがちです。
一方、私の場合は、
まず相手の「現状」と
「理想の未来」を聞きます。
そのうえで、
相手の現在を認め、
未来も肯定します。
わかりやすく言えば、
相手を認めて、夢を見せること。
その中で、
自分がお手伝いできることを
丁寧に伝えます。
すると、その場で契約書を書くわけでは
ありませんが、
「依頼するならあなたにします」
という状態になります。
あとは、
それが今日なのか、
半年後なのか、
数年後なのかの違いだけです。
営業というのは、
正解があるようでありません。
ゴリゴリ押して契約を取る人もいれば、
ひたすら聞き役に徹する人もいます。
ご用聞きのように寄り添う人もいます。
結果につながるなら
どれも正解です。
ただ、上達する方法は
“見て学ぶ”よりも
“回数をこなす”方が
圧倒的に早く、確実です。
交流会を
マーケティング視点で考えるなら、
他の人と違うことをして、
印象に残ることが重要です。
話した内容なんて
どうせほとんど忘れられます。
大切なのは「印象」です。
コメント