
【あやゆるものが可視化される時代にどう生きるのか?】
最近、漫画家の江口寿史さんの作品が
「トレースではないか」という話題で
SNSを賑わせました。
昔から、
似た構図や写真参考は
業界では当たり前にあったはずです。
しかし、
いまは時代が違います。
SNSという“集合知”が、
これまで見えなかったことを
次々と可視化する時代になりました。
つまり、
時代が変わったのではなく、
“見えるようになった”だけです。
ここで大事なのは、
批判ではなく、
この変化を僕たちが
どう未来に活かすかという視点です。
インターネット以前、
作品の裏側を知ることは
とても難しいものでした。
誰がどこを参考にしたかなんて、
関係者しか知り得ませんでした。
しかし現代では、
スマホひとつで画像検索ができ、
AIは構図を照合し、
ユーザーが「見たことある」と思えば
数分で出典がわかります。
透明性は、
“強制的に”求められるようになりました。
隠すより見せるほうが
信頼される時代です。
今回の件で感じたのは、
「トレース=悪」ではなく、
“伝え方が時代に合っていない”
ということです。
AIとSNSによって、
作品の透明度が
ブランド価値を決めるようになりました。
そしてこの透明性を
味方にできる人こそ
次の時代を創ります。
僕自身も、
コンサル・出版・セミナー・建築など
さまざまな分野で発信してきました。
今実感しているのは、
誠実さの“見える化”こそ
最大のブランディングだということです。
AIは完璧に模倣できます。
しかしAIができないのは、
「なぜそれを作るのか」という
“意図”や“思想”の部分です。
模倣が当たり前の時代に残るのは、
思想、背景、スタンスです。
建築でも、デザインでも、発信でも同じ。
「何を作るか」より
「なぜそれを作るのか」
ここが語れる人が
選ばれていきます。
SNSが評価するのも、
完成度より
“人間性”の時代です。
SNSは誰かを暴く道具ではなく、
“信頼を可視化する道具”。
見られる時代だからこそ、
正直さや、真っすぐな想いが
最大の武器になります。
江口寿史さんの件から
僕たちが学ぶべきことは
「バレない努力」ではありません。
“見せる勇気”こそ
この可視化時代を
生きる最強の戦略です。
コメント