
先日、交流会に参加したとき、
プログラム開発会社の方と
お話しする機会がありました。
鳥取で50名近くの社員を抱える
しっかりした会社の代表です。
私はその方に、
「最初はプログラマーとしてスタートして、
今は経営をされているんですか?」
と質問しました。
すると返ってきた答えは
意外なものでした。
「いえ、違います。
私はプログラミングが大好きなので、
今もがっつりプログラミングをしています。」
私は思わず、
「それなら実務と経営で
とても忙しいのでは?」
と質問しました。
するとその方は、
「経営は好きではないので、
社長を雇って任せています。」
と答えました。
予想外の返事でしたが、
とても納得感がありました。
好きなことに集中できれば、
会社が大きくなるのも当然です。
私は常々、
“職人思考”と“マーケティング思考”を
両立させるのは難しいと感じています。
理由は単純で、
職人に必要なのは
「ひとつに集中する力」。
対してマーケティング思考は、
「ひとつに集中せず、
多方向から物事を見る力」。
つまり思考の方向性が
完全に真逆なのです。
また、日本人の特性として、
“全て自分でやろうとする”傾向が
強いように感じます。
その結果、
働き方の切り替えも難しく、
脳の使い方も定まらず、
業務量だけが膨大になり、
成長スピードが落ちていきます。
企業が成長するために必要なのは、
職人思考とマーケティング思考の両立です。
これは必ずしも
社員だけで実現する必要はありません。
外注でも構いませんし、
適材適所で組んでいけば十分です。
“餅は餅屋”。
もし会社の成長が遅いと感じるなら、
このバランスが
崩れている可能性があります。
多くの場合、
不足しているのは
“マーケティング思考”の方です。
両立は難しいですが、
企業が伸びるかどうかの
大きな分岐点になります。
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