
おじさんのSNS投稿でよく見かけるのが、
長々と持論を語り続けてしまうスタイルです。
しかし、実際のところあの手の投稿は
ほとんど読まれていません。
理由は、とてもシンプルで、
読む側にとってつまらないからです。
多くの場合、
「自分の価値観が正しい」
「だからみんな聞いてくれ」
という内容になりがちです。
これがいわゆる“おじさんSNS構文”です。
会社で朝から晩まで同じような話を
聞かされているのに、
SNSでも続きを読みたいとは
誰も思いません。
人は、自分が興味を持った相手から、
聞きたいときにだけ話を聞きたいのです。
それでも多くのおじさんは、
読まれていない現実に気づかず、
スタイルを変えようとしません。
理由は、自分の文章に
酔ってしまうからです。
ちなみに私自身も、
時々この“病”に感染します。
ブログであればアクセス解析があり、
客観的な評価が得られます。
しかしSNSでは「いいね」という
曖昧な指標しか残りません。
インサイトも確認できますが、
そもそも表示される到達率が
20%前後に制限されており、
文章の良し悪しとは
ほぼ関係がありません。
そのため、SNSは評価基準として
非常に微妙な媒体です。
SNSはメディアです。
テレビやラジオ、雑誌と同じで、
「面白い」か「ためになる」か。
このどちらかでなければ読まれません。
一生懸命書いた文章ほど、
読まれると思い込みがちですが、
つまらない投稿は
1行目で離脱されます。
そもそもお客様は、
「見ない・信じない・行動しない」
ものです。
だからこそ、まずは
興味を引くことが大切です。
1行目は2行目を読ませるためのもの、
2行目は3行目を読ませるためのもの、
3行目は4行目を読ませるためのもの。
この設計が重要です。
私はクライアント企業で
SNS指導をする際、
若い女性が担当する場合は
「上司チェックを入れないでください」
とお願いしています。
せっかく良い投稿ができても、
上司が手を加えることで
一気につまらなくなるためです。
SNSはメディアです。
人が投稿を読む理由は、
「面白い」か「役に立つか」
この二つしかありません。
書いた文章を読み手は
どう感じるのか。
一度、客観的に見つめ直すことが
大切ですね。
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