
【100枚のカードから「当たりの3枚」を探すゲーム】
私が住宅営業の会社員だった頃。
モデルハウスでスーツ姿の営業マンたちが
来場客を待ち、
夢のマイホームを提案する日々でした。
ある日、
自営業で「お金には困っていない」と豪語する
お客様が来場されました。
人柄もよく、
話していて楽しいタイプの方。
「このお客様は間違いなく契約になる」
私はそう確信し、
全力で接客しました。
プランを作り、
見積もりを出し、
一緒に銀行にも行きました。
しかし当時の銀行は
自営業者への融資に非常に厳しく、
結局ローンは通らず終了。
多くの時間と労力を使いましたが、
結果的に追うべき相手では
ありませんでした。
振り返ると、
その“見極めの甘さ”が原因で
営業成績も伸び悩んでいました。
会社員なら給料は出ます。
でももし自分が自営業だったら?
こんな非効率なやり方をしていたら、
数ヶ月で会社は潰れてしまいます。
このとき私は、
営業とは「確率のゲーム」だと
気づきました。
100枚のカードの中に、
当たりはわずか3枚。
「契約にならない人」を
必死に説得する行為は、
ハズレカードを
当たりに変えようとするようなもの。
それよりも、
当たりのカードを早く引くほうが、
圧倒的に効率的です。
今の時代なら
ネットを使えば
多くの人と出会えます。
そして最初から
クロージングをかけることもできます。
「この人は当たりかもしれない」
そう思えば全力で向き合う。
逆に「違うな」と思えば、
すぐ次へ進む。
営業は粘りも大事ですが、
本当に重要なのは
見極めの速さです。
今日、たまたま参加した交流会でも、
私はこう自己紹介しました。
「ウェブマーケティングを使った
集客と採用支援をしています。」
たった二行なのに、
多くの人は首をかしげます。
イメージが湧かないからです。
こういう人に丁寧に説明しても、
理解されるまで時間がかかります。
だから私はすぐに諦めます。
一方で、
今日も好意的に反応してくれる方がいました。
その人たちとは
スムーズに話が進み、
良いご縁につながります。
大切なのは、
「契約しない人を契約させる努力」
ではなく、
**「契約する人を早く見つける努力」**です。
営業もビジネスも、
効率よく“当たり”を引き当てる
確率ゲームなのです。
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